川越一日観光!見逃せないスポットと美味しいグルメを紹介

川越市駅からスタートし、歴史と風情あふれる小江戸川越の観光名所を巡るルートを紹介。菓子屋横丁、時の鐘、蓮馨寺など、川越の魅力を凝縮したスポットを訪れ、一日で川越の魅力を満喫しましょう。自分だけの川越観光を計画するための情報満載です。

目次

川越駅からスタート

川越観光のスタート地点は、JR・東武東上線の「川越駅」です。
駅を出てすぐに目指すのは、全長約1kmの商店街「クレアモール」。
川越駅の東口から北へ向かうと、クレアモールの入り口に到着します。
ここでは、多ジャンルのショップが集まり、関東でも有数の集客力を持っています。
また、西武新宿線の「本川越駅」からもアクセス可能で、こちらからは商店街を通り過ぎて更に北へと進むことができます。
これらのルートを利用して、川越の魅力を存分に楽しんでみてください。

クレアモールでショッピング

川越観光の第一歩は、クレアモールでのショッピングから始めましょう。
約300店舗以上のお店が集まるこの商店街では、ファッションからグルメまで、様々な魅力を発見できます。

着物の着付け体験

クレアモール内には「すずのき 川越本店」があり、着物の着付け教室を開催しています。
ここで着物の着付けを学び、川越の街を着物姿で散策すると、一段と風情を感じることができます。
川越の歴史と文化を身近に感じながら、素敵な一日をお過ごしください。

蓮馨寺

クレアモールから少し道を逸れると、川越市駅から徒歩約14分のところに蓮馨寺があります。

こちらも魅力溢れる場所ですので、ぜひ訪れてみてください。
蓮馨寺は、室町時代に創建され、川越城主の母、蓮馨大姉によって建てられた歴史深い浄土宗の寺院です。
特に春には、境内に咲き誇るソメイヨシノが満開となり、一帯が桜色に染まる美しい風景が広がります。
また、毎月8日には呑龍上人の縁日が行われ、境内ではフリーマーケットなどが開催されます。
さらに、蓮馨寺には「おびんずる様」が鎮座しており、触ると病気が治るとされているため、多くの参拝者から人気を集めています。 蓮馨寺は、歴史、自然、文化が融合した場所で、訪れるすべての人々に深い印象を与えます。

歴史的建造物「小江戸蔵里」でお買い物

もう一度クレアモール方面に戻ってきて、次に向かうのは「小江戸蔵里」。
ここは、旧鏡山酒造の建物を改修した施設で、明治、大正、昭和の時代に建てられた酒蔵が国の登録有形文化財に指定されています。
おみやげ処(明治蔵)、まかない処(大正蔵)、ききざけ処(昭和蔵)の3つの蔵があり、川越の特産品を楽しむことができます。
特に、ききざけ処では、埼玉県内35蔵の日本酒を集め、自動試飲機で飲み比べることができます。
歴史的な建物を活用したこの施設は、川越観光の拠点としておすすめです。

川越大正浪漫夢通り

小江戸蔵里から次に向かうのは、風情あふれる「大正浪漫夢通り」。
ここは、大正から昭和初期にかけて「埼玉県随一の商店街」と称された歴史的な通り。
約200メートルの石畳の通りには、大正から昭和初期のレトロな店舗が約30軒並び、
古き良き大正ロマンの雰囲気を感じられます。
特に、関東大震災以後に流行した看板建築の洋風店舗や町屋造りが多く残っています。
また、通りの北の入り口にはドーリア式列柱が並ぶ重厚な旧武州銀行川越支店(現・川越商工会議所)の洋館もあります。
この通りを歩くと、そこかしこに大正ロマンの風情が漂い、多くの映画・ドラマ・CMの撮影でも使われています。
大正浪漫夢通りは、その歴史的な価値と美しい建築様式により、川越観光の見どころの一つとなっています。

蔵造の街並み小江戸川越

川越駅から小江戸川越までの徒歩所要時間は約25分です。
小江戸川越は、江戸時代に城下町として栄え、その風情が今も息づいています。
見どころは蔵造りの街並みや時の鐘、そして喜多院などです。
また、川越はさつまいもが有名で、焼き芋ブリュレやおさつチップなど、さつまいもを使ったグルメが楽しめます。
この情報を活用し、小江戸川越の魅力を存分に味わってください。

歴史

小江戸川越は、江戸時代に城下町として栄え、その風情が今も息づいています。
1638年の大火後、藩主・松平信綱の指導により復興し、新河岸川や街並みの整備が進みました。
これにより、川越は物流拠点として発展し、江戸の最新の文化がこの地に持ち込まれました。
その結果、商人の町として「小江戸」の愛称で親しまれるようになりました。
現在でも、その蔵造りの街並みは川越の象徴となっており、多くの観光客を引きつけています。

大沢家住宅

大沢家住宅は、川越の蔵造り建築の中でも最古のもので、関東地方でも最古の蔵造りとして知られています。
寛政4年(1792年)に建てられたこの建物は、豪商・西村半右衛門が営んでいた呉服太物の近江屋の店舗蔵として使用されていました。
明治26年(1893年)の川越大火で町の3分の1が焼失した際にも、この大沢家住宅は焼失を免れ、その後の川越の商家建築に大きな影響を与えました。
この建物は、その歴史的価値と美しい建築様式により、国の重要文化財に指定されています。
現在でも、その風格ある姿は川越観光の見どころの一つとなっています。

埼玉りそな銀行旧川越支店

埼玉りそな銀行旧川越支店は、1918年に建てられたネオルネッサンス様式の建築物で、その設計は保岡勝也という建築家によるものです。
この建物は、川越の重要伝統的建造物群保存地区内に位置しており、蔵造りの建物が多い中で、
白煉瓦の西洋建築が異彩を放つ存在となっています。
また、日本に現存する鉄筋コンクリート構造の建築物としては、初期のものであるとされています。
さらに、この建物は1996年に国の登録有形文化財に登録されています。
この建物は、その歴史的な価値と美しい建築様式により、川越観光のシンボル的存在となっています

小江戸川越の象徴「時の鐘」

川越観光のハイライトといえば、小江戸川越の象徴「時の鐘」。
この鐘は、寛永4年(1627年)から11年(1634年)の間に、当時の川越城主であった酒井忠勝によって建てられました。
その後、複数回の大火を経験し、現在の時の鐘は明治26年(1893年)の川越大火の翌年に再建されました。
この鐘は、一日に4回(午前6時、正午、午後3時、午後6時)鳴らされ、その音色は「日本の音風景100選」にも選ばれています。
また、時の鐘は川越観光の記念撮影スポットとしても人気があり、観光客はここでの写真撮影を楽しんでいます。
その美しい姿と歴史的な価値から、時の鐘は川越観光の見どころの一つとなっています。

スターバックス川越鐘つき通り店

「時の鐘」近くにあるスターバックス「川越鐘つき通り店」は、小江戸川越の風情を感じさせる特別な店舗です。
この店舗は、蔵造りの街並みに溶け込むようにデザインされており、地元の歴史と文化を尊重した内装が特徴です。
店内は縦長で、奥には日本庭園が広がるテラス席があります。
ここでは、季節ごとに移り変わる景色の中で、コーヒーの香りと鐘の音の余韻に浸ることができます。
また、店内には地元埼玉産の杉を使用したフレームに収められた大正から昭和初期に制作された襖絵が飾られています。
これらの要素が組み合わさって、訪れる人々にとって忘れられない体験を提供しています。
このスターバックスは、川越の伝統と現代が融合した、まさに一風変わった場所と言えるでしょう。

菓子屋横丁でお土産

小江戸川越の菓子屋横丁は、江戸時代から続く歴史的な商店街で、約30軒の駄菓子屋や和菓子屋が軒を連ねています。
その中でも特に人気なのが「日本一長いふ菓子」で、その長さはなんと95cmもあります。
この長いふ菓子は、子供から大人、そして外国人観光客まで幅広く愛されています。
また、菓子屋横丁は、その風情ある蔵造建物や石畳が今もなお残っており、歩いているだけで、まるで時代を遡ったような気分を味わえます。
これらの魅力が、菓子屋横丁を訪れる観光客にとって、忘れられない体験となっています。

川越氷川神社

氷川神社は、約1500年の歴史を持つ由緒ある神社で、素盞鳴尊、稲田姫命、大己貴命の3柱を祀っています。
特に縁結びのご利益で知られ、多くの参拝者が訪れます。
また、日本一長い参道を誇り、その美しい風景は訪れる人々を魅了します。

氷川神社の境内には、絵馬が奉納されている場所があります。
特に注目すべきは、絵馬がトンネル状に奉納されている「絵馬のトンネル」です。
また、祈願や感謝の気持ちを込めて奉納される「ふくろ絵馬」も人気です。
これらの絵馬は、参拝者の願いや祈りが詰まった、氷川神社の大切な象徴と言えるでしょう。
このような魅力溢れる氷川神社をぜひ訪れてみてください。

最後に

川越は歴史的な風情と現代の魅力が融合した街で、今回紹介したスポット以外にも見どころや楽しみがたくさん。美味しいグルメから趣ある古い町並み、楽しいイベントまで、訪れるたびに新たな発見が待っています。自分だけのオリジナルルートを計画し、川越の街を自由に散策するのも一つの楽しみ。自分に合ったスポットを見つける喜びは、観光の醍醐味です。是非この機会に、川越観光に訪れてみてはいかかでしょうか?